2026年8月の資産運用報告|FANG+とGOLDが大幅上昇

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2026年8月末時点の資産運用結果をまとめます。

8月はかなり大きく資産が増えた月となりました。2026年8月末時点で5,802,494円
7月末の5,361,786円から+440,708円となり、単純な資産増加率では約8.22%でした。

ただし、8月には新たに120,296円を投資しているため、入金分を除いた運用資産ベースでは+317,402円、+6.14%となります。

8月はFANG+を中心に株式資産が大きく上昇し、さらにGOLDも堅調でした。

日経平均や新興国株式も上昇しており、インド株式を除けばほぼすべてプラスとなっています。

一方で、市場環境を見ると決して安心できる状況ではありません。米国の長期金利、財政問題、FRBの金融政策、中東情勢、原油価格など、今後の相場を左右しそうな材料も増えています。

今回は8月の資産状況とともに、現在の市場環境について整理していきます。

8月の市場環境|株式は強い一方、債券市場には不安も

2026年8月の市場を一言で表すなら、「株式市場は強かったものの、金利と米国財政への警戒が強まった月」だったと考えています。

米国株は月を通して比較的堅調で、AI関連株を中心に資金が入りました。

その一方で、個人的に8月でもっとも気になったのは米国債市場でした。

米国では長期国債の利回りが大きく上昇し、30年国債利回りは一時5%を大きく上回る水準まで上昇しました。背景には巨額の財政赤字、国債発行量の増加、インフレ懸念、長期国債への需要低下などがあります。

さらに米財務省は、長期国債市場の流動性改善を目的として国債買い戻しの規模を拡大しました。これはFRBによるQEとは異なり、既発国債を買い戻すことで市場の流動性を改善することが主な目的です。ただし、この政策によって米国の財政赤字や政府債務そのものが解決するわけではありません。市場機能を支える政策と、米国の財政問題を解決する政策は別物です。

FRBと金利|再び意識されるインフレリスク

8月はFRBの金融政策にも注目が集まりました。インフレがFRBの目標である2%まで十分に低下しなければ、金融引き締めを継続する可能性があります。

市場では利下げだけではなく、状況によっては再び金利を引き上げる可能性まで意識され始めています。

FANG+のような成長株は将来利益への期待が株価に大きく織り込まれているため、金利上昇の影響を受けやすい傾向があります。

これからは、AI企業の成長力と高金利環境の綱引きがより重要になってくると考えています。

8月末の資産状況

2026年8月末の資産配分 FANG+37.8% S&P50023.1%などのポートフォリオ

2026年8月末時点の総資産は5,802,494円となりました。

内訳は、運用資産が5,611,023円、現金が191,471円です。

7月末の総資産5,361,786円からは440,708円増加しました。

ただし8月には120,296円を追加投資しています。
投資金額を除いて比較すると、7月末の運用資産5,173,325円に対して8月末は5,490,727円となり、純粋な運用による増加額は317,402円、利益率は+6.14%となりました。

8月はこれまでの月次運用の中でもかなり良い結果だったと思います。

FANG+|8月の資産増加を牽引

8月に最も大きく上昇したのがFANG+でした。
7月末の1,962,363円から、8月末には2,193,268円まで増加しました。

以前からAI関連株については、「AI関連というだけで上昇する相場」から「実際に利益を生み出せる企業が選別される相場」に移行していく可能性が高いと考えていました。
その考えは現在も変わっていません。一方で、8月の値動きを見る限り、AIそのものへの投資需要は依然として非常に強いことも確認できました。

ただし、FANG+が上昇すればするほど私のポートフォリオ内での比率も大きくなります。8月末時点のFANG+は2,193,268円で、総資産5,802,494円に対して約38%を占めています。
これはかなり高い比率です。

FANG+が10%上昇すれば資産全体を大きく押し上げてくれますが、逆に20~30%下落した場合には資産全体への影響もかなり大きくなります。長期的にはAI、クラウド、半導体、広告、ECなどの成長には期待していますが、上昇しているからさらに買うという行動には注意したいと思っています。

今後はFANG+を売却して比率を下げるというより、他の資産への投資を続けることで自然に比率を調整していく考えです。

S&P500|コア資産として安定した上昇

S&P500は7月末の1,285,236円から8月末には1,340,131円となりました。15,000円の追加投資を除いた利益は*+39,895円、+3.10%です

FANG+は大型テクノロジー企業への集中度が高い一方、S&P500には金融、ヘルスケア、エネルギー、工業、生活必需品など幅広い業種が含まれています。

私の中では今後も、FANG+は成長を取りにいく資産、S&P500は米国株のコア資産という位置づけで保有していきます。

日経平均|8月は強い上昇

8月は日本株もかなり強い結果になりました。日本株については、半導体やAIインフラ関連への偏りには引き続き注意しています。ただし今後、日本でも金利正常化が進めば、銀行などこれまでとは異なる業種にも資金が向かう可能性があります。

そのため、日本株については「円安だから上昇する」「半導体だから上昇する」という単純な相場ではなく、金利や企業業績によって業種ごとの差が大きくなる可能性も考えています。

インド株式|8月唯一のマイナス

インド株式は7月末424,219円から8月末には422,000円となりました。今回のポートフォリオでは唯一マイナスとなりました。

インドにとって大きなリスクの一つが原油価格です。インドは原油を海外から大量に輸入しているため、原油価格が上昇すると輸入額の増加、インフレ、貿易収支悪化、通貨安などにつながりやすくなります。

ただし、私はインド株については1カ月や1年の値動きではなく、5年、10年、15年という長期的な時間軸で考えています。人口動態、所得上昇、デジタル化、インフラ整備などを考えると長期的な成長余地はまだ大きいと考えているため、今後も積立を継続する予定です。

GOLD|GLDMが大きく上昇

8月でもう一つ大きく上昇したのがGOLDです。

GOLDについては、株式とは違う値動きをする資産として保有しています。特に米国財政への不安、地政学リスク、インフレ、ドルへの信認低下などが意識される局面では、金がポートフォリオのクッションになる可能性があります。

6月には金価格が大きく下落しましたが、私はその時点でも金の役割そのものが終わったとは考えていませんでした。
8月の上昇を見ると、改めて「短期的な値動き」と「資産として持つ意味」は分けて考える必要があると感じています。

私の中では今後も、GOLDは総資産の10~15%程度を一つの目安にします。ただし、急上昇したところで一気に買い増すのではなく、金利、ドル、RSI、価格帯などを確認しながら分割して購入していく方針です。

現在考えている4つのリスク

2026年8月の投資で注意するAI相場・FRB・米国財政・地政学と原油の4つのリスク

現在特に意識しているのは、

AI相場の過熱

FRBの金融政策

米国財政

地政学と原油

の4つのリスクです。

FANG+は8月に10%以上上昇しました。しかし上昇すればするほど、将来への期待も株価に織り込まれていきます。今後重要なのはAI関連企業の売上や利益だけでなく、巨額の設備投資を本当に利益へ変えられるのかという点です。「AIだから買われる相場」から、「AIで実際に利益を出せる企業が買われる相場」へ変化していく可能性があります。

FRBについても警戒が必要です。インフレが再び加速すれば高金利環境が長期化する可能性があり、場合によっては追加の金融引き締めも意識されます。

高金利はFANG+やNASDAQのような成長株だけでなく、債券、GOLD、不動産など幅広い資産に影響します。

米国財政も長期的な問題です。国債買い戻しによって市場の流動性を改善することはできますが、財政赤字や政府債務そのものはなくなりません。今後、米国債の買い手、長期金利、政府の利払い費などについては継続して確認する必要があります。

また、中東情勢と原油価格も重要です。原油価格が上昇すれば米国のインフレを押し上げ、FRBの金融政策にも影響します。さらにインドのような原油輸入国にもマイナスです。

今後の投資戦略

8月の結果を受けても、基本的な投資方針は変更しません。

S&P500、先進国株式、新興国株式、インド株式、全世界株式などへの積立投資は継続します。短期的な相場の上下を正確に当て続けることは難しいため、長期資産については淡々と積み立てていきます。

FANG+についても長期保有を継続しますが、現在はポートフォリオ内での割合がかなり高くなっています。そのため、上昇しているからさらに積極的に買うというより、他資産への投資を継続することで徐々にバランスを整えていきたいと思います。

GOLDについては10~15%程度を目安にしながら、急落時や条件が揃った場面で分割購入します。GOLDは資産を最大化するためだけのものではなく、株式や通貨、地政学リスクに対する保険として考えています。

また、現金も一定程度残しておきます。8月末の現金は191,471円です。すべてを投資に回した方が期待リターンは高くなる可能性がありますが、暴落時や急な買い場に対応するには現金も必要です。資産が増えてきた今だからこそ、フルインベストメントではなく「買える余力」を残すことも重要だと思っています。

まとめ|8月は攻めと守りが同時に機能した月

2026年8月末の総資産は5,802,494円となりました。7月末からは+440,708円。8月の入金額120,296円を除くと、実質的な運用益は+317,402円、+6.14%でした。

個別ではFANG+が+10.49%、GLDMが+8.98%、新興国株式が+7.97%、日経平均が+7.47%となり、非常に強い1カ月でした。これまでFANG+は「攻め」、GOLDは「守り」という位置づけで考えてきましたが、8月はその両方が同時に上昇したことで、資産全体が大きく増えました。

ただし、資産が増えたからといってリスクが小さくなったわけではありません。むしろFANG+の比率は上昇し、米国の長期金利、財政赤字、インフレ、中東情勢、原油価格など、不透明な材料も数多く残っています。

現在の市場は、私の中では「強いけれど安心できる相場ではない」という印象です。だからこそ、一つの資産に集中するのではなく、米国株、日本株、先進国株、新興国株、インド株、GOLD、現金へ分散しながら、自分で決めたルールに従って投資を続けていきます。

資産形成では、1カ月でどれだけ利益が出たかよりも、5年後、10年後も続けられるポートフォリオになっているかの方が重要だと思っています。

8月は大きく資産が増えた月でしたが、利益だけを見るのではなく、現在のポートフォリオのリスクを確認しながら次の相場に備えていきたいと思います。

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