過去最高の月次リターン。好調な時こそリスクを整える
2026年4月末時点の資産運用結果をまとめます。
今月は、これまでの運用の中でも特に大きく資産が増えた月となりました。
2026年4月末時点の総資産は、
4,845,535円
前月比では、+604,358円となりました。
月次の増加率は、+14.93%です。
4月は、FANG+を中心とした米国株の大幅反発に加え、日経平均の上昇、
全世界株式の回復、が重なりました。
結果として、ポートフォリオ全体が大きく押し上げられた月だったと言えます。
ただし、今回の上昇を単純に「安心できる相場」と考えるのは危険です。
株式市場は強く反発しましたが、その一方で、原油高、円安、地政学リスク、インフレ再燃への警戒は残っています。
また、日本市場では日経平均が6万円台に到達するという大きな節目もありました。
相場は強い。
しかし、リスクが消えたわけではない。
2026年4月は、そんなことを強く感じる月となりました。
01|市場環境——強い株式市場と残る不安
2026年4月の市場環境を一言で表すなら、
リスクオンとリスク警戒が同時に進んだ月
だったと思います。
米国株はAI関連銘柄を中心に大きく反発しました。
FANG+や半導体関連銘柄には再び資金が流入し、私のポートフォリオにも大きくプラスに働きました。
一方で、地政学リスクや原油価格の高止まり、インフレ再燃への警戒は完全には解消されていません。
株式市場だけを見ると、かなり強い相場に見えます。
しかし、原油価格や為替、金利、GOLDの動きまで含めて見ると、市場全体が完全に安心しているとは言い切れません。
つまり、4月は単純な強気相場というより、
リスクを抱えたまま、株式が大きく反発した月
だったと考えています。
日経平均6万円という大きな節目
4月の日本市場で特に印象的だったのは、日経平均が6万円台に到達したことです。
これは非常に大きな節目です。
日本株の上昇には、いくつかの要因があると考えています。
- 円安による輸出企業の業績押し上げ
- 海外投資家による日本株買い
- 半導体・AI関連銘柄への期待
- 米国株の割高感からの資金分散
- 企業改革や株主還元への期待
これまで日本株は、米国株と比べて出遅れている印象がありました。
しかし、円安、企業改革、半導体関連の成長期待などが重なり、日本株が改めて見直されているように感じます。
ただし、日経平均6万円という数字だけを見て、単純に楽観するのは危険です。
日本株の上昇には円安の影響も大きく、原油高や輸入コストの上昇が続けば、企業や家計への負担も大きくなります。
つまり、日経平均6万円は明るいニュースである一方で、
円安・インフレ・海外資金依存というリスクも含んだ上昇
だと考えています。
02|4月末 ポートフォリオ実績
2026年4月末時点のポートフォリオは以下の通りです。


| 資産クラス | 2026年3月末 | 2026年4月末 | 月次変化 |
|---|---|---|---|
| FANG+ | 1,485,679円 | 1,835,629円 | +349,950円 |
| S&P500 | 1,052,961円 | 1,183,359円 | +130,398円 |
| 日経平均 | 160,820円 | 185,707円 | +24,887円 |
| 先進国株式 | 286,114円 | 312,298円 | +26,184円 |
| インド株式 | 363,489円 | 384,560円 | +21,071円 |
| 新興国株式 | 142,262円 | 161,151円 | +18,889円 |
| 全世界株式 | 371,971円 | 424,831円 | +52,860円 |
| GLDM(金ETF) | 185,332円 | 245,590円 | +60,258円 |
| 現金 | 0円 | 112,410円 | +112,410円 |
| 合計 | 4,048,628円 | 4,845,535円 | +796,907円 |
4月の総資産は、4,845,535円
となりました。
前月比では、
+604,358円(現金を除いた金額)
です。
大きく資産が増えた月でした。

4月の実際の投資額
2026年4月に実際に投資した金額は以下です。
| 投資先 | 投資額 |
|---|---|
| FANG+ | 25,000円 |
| 全世界株式 | 10,000円 |
| GOLD(GLDM) | 45,139円 |
| 合計 | 80,139円 |
今月は、S&P500、日経平均、先進国株式、インド株式、新興国株式には追加投資できていません。
そのため、4月の資産増加は、単純に入金額によって増えたわけではありません。
実際の投資額80,139円を差し引くと、評価額の増加は概算で、
+604,358円
となります。
FANG+の大幅反発

今月、最も資産増加に貢献したのはFANG+です。
FANG+は、3月末の1,485,679円から、4月末には1,835,629円まで増加しました。
月間では、
+349,950円の増加です。
4月はFANG+に25,000円を追加投資しているため、追加投資分を差し引いても、概算で、
+324,950円
の評価額増加となります。
これは今月の資産増加の中でも、かなり大きな割合を占めています。
FANG+は10社集中型の指数であり、上昇する時は非常に強いです。
一方で、下落する時の影響も大きくなります。
今回の上昇はありがたい結果ですが、同時にポートフォリオ内での比率がかなり高くなってきました。
2026年4月末時点で、FANG+の比率は約37.9%です。
私にとってFANG+は、あくまでサテライト資産です。
長期的な成長には期待していますが、ポートフォリオ全体の中心に置きすぎると、相場が反転した時の影響も大きくなります。
そのため、今後はFANG+の一部利益確定も検討していきます。


S&P500について
S&P500は、3月末の1,052,961円から、4月末には1,183,359円となりました。
月間では、
+130,398円
の増加です。
今月はS&P500に追加投資できていないため、この増加は主に評価額の上昇によるものです。
S&P500は、私のポートフォリオの中ではコア資産の一つです。
FANG+のような集中投資ではなく、米国の幅広い大型企業に分散できる点が特徴です。
今月のように米国株全体が反発する局面では、S&P500もしっかり資産全体を押し上げてくれました。
今後も、S&P500は長期投資の中心として保有を継続していく方針です。
日経平均について
日経平均の投資信託は、3月末の160,820円から、4月末には185,707円となりました。
月間では、
+24,887円の増加です。
今月は日本株へ追加投資できていないため、この増加は評価額の上昇によるものです。
4月は日経平均が6万円台に到達したこともあり、日本株の強さが目立ちました。
私のポートフォリオでは、日本株の比率はまだ高くありません。
しかし、日本株は米国株とは異なる値動きをすることもあり、地域分散の観点では重要な投資先だと考えています。
今後も日本株は、分散先の一つとして積み立てを継続していきたいです。
GOLD(GLDM)について
4月はゴールド(GLDM)の評価額も増加しました。
GLDMは、3月末の185,332円から、4月末には245,590円となりました。
月間では、+60,258円
の増加です。
今月はGLDMを日本円で、
45,139円分スポット購入しています。
そのため、GLDMの評価額増加をそのまま「価格上昇」と見るのは正確ではありません。
追加購入分を差し引くと、価格変動による増加は概算で、
+15,119円
となります。

チャートを見ると、GLDMは1月末〜2月初旬に大きく上昇したあと、高値圏から調整し、現在は4500ドル前後で横ばいに近い動きとなっています。
つまり、現在のGOLDは「力強い上昇局面」というより、上昇後の調整局面と見た方が自然です。
GOLDを保有する意味が薄れたわけではありません。
ゴールドは、株式のように企業の利益成長を期待する資産ではありません。
しかし、
- インフレ
- 円安
- 地政学リスク
- 通貨価値の下落
に備える資産として、重要な役割があると考えています。
特に、今のように株式市場が強く反発する一方で、原油高や円安、地政学リスクが残る局面では、GOLDを一定割合保有しておく意味はあると感じています。
今後も、GOLDは守りの資産として増やしていきたいです。
ただし、短期的には調整局面にあると見ているため、一括で大きく買うのではなく、価格を見ながらスポット購入で少しずつ増やしていく方針です。



03|現在のリスクマップ
4月は大きく資産が増えた月でした。
しかし、リスクが消えたわけではありません。
現在、特に意識しているリスクは以下の4つです。
中東情勢と原油価格
中東情勢は、引き続き大きなリスク要因です。
仮に原油価格が再び急騰すれば、世界的なインフレ圧力が高まる可能性があります。
日本はエネルギーを海外に大きく依存しているため、原油高は企業収益や家計にも影響します。
特に円安と原油高が同時に進むと、日本経済への負担は大きくなります。
プライベートクレジット問題
もう一つ気になるのが、プライベートクレジット市場です。
近年、銀行以外の金融機関による融資が拡大しており、金利高止まりが続く中で、信用リスクが意識されやすくなっています。
もし一部のファンドや企業で問題が表面化すれば、株式市場にも波及する可能性があります。
現時点では大きな金融危機に発展しているわけではありませんが、注意しておきたいリスクの一つです。
金利高止まり・インフレ再燃
原油価格や賃金、サービス価格の上昇が続けば、インフレが再燃する可能性があります。
インフレが落ち着かなければ、FRBの利下げも遅れる可能性があります。
金利が高止まりすれば、株式市場にとっては重しになります。
特にFANG+のような成長株は、金利の影響を受けやすい資産です。
AI期待と業態変化リスク
AI関連銘柄には、今も大きな期待が集まっています。
FANG+の上昇も、AI期待が大きな要因の一つだと思います。
一方で、AIは既存のビジネスモデルを大きく変える可能性があります。
AIによって成長する企業もあれば、逆に収益構造を壊される企業も出てくるはずです。
そのため、AI関連株だから安心というわけではありません。
今後は、AI投資が本当に利益につながるのかを確認していく必要があります。
04|今後の戦略と具体的アクション

2026年5月以降は、以下の方針で運用していきます。
① 基本の積立方針は維持する
2026年から毎月95,000円の積立を目標としています。
ただし、4月はすべての投資信託へ予定通り積立できたわけではありません。
今月は、
- FANG+:25,000円
- 全世界株式:10,000円
- GLDM:45,139円
の投資となりました。
大切なのは、完璧に積み立てることではありません。
投資を止めずに続けること。
これを大切にしていきます。
② FANG+は一部利確を検討する

FANG+は4月末時点で、ポートフォリオ全体の約37.9%を占めています。
これは、私の中ではやや高い比率です。
FANG+は今後も成長が期待できる資産ですが、サテライト資産として考えるなら、比率が高くなりすぎた場合には調整が必要です。
そのため、今後は価格水準を見ながら、一部利益確定を検討します。
ただし、すべて売却するわけではありません。
AI、クラウド、半導体、ビッグテックの長期的な成長には引き続き期待しています。
そのため、積立は継続しながら、増えすぎた分だけを調整する方針です。
③ 現金比率を高める
4月末時点で、現金は112,410円です。
今後は、もう少し現金比率を高めたいと考えています。
現金は利益を生む資産ではありません。
しかし、相場が大きく下がった時に買い増しできる余力になります。
好調な相場の時ほど、現金を持つ意味は大きいと感じています。
相場が上がっている時にすべて投資してしまうと、次に大きく下がった時に動けません。
だからこそ、今のような上昇局面では、現金を少しずつ確保しておくことも大切だと考えています。
④ GOLDは調整局面を見ながらスポット購入する
4月はGLDMを45,139円分購入しました。
今後もGOLDは、ポートフォリオの守りの資産として増やしていきたいと考えています。
ただし、現在のGLDMは、チャート上では上昇後の調整局面に見えます。
そのため、短期的に大きく上がることを期待して買うというより、長期的な資産防衛の目的で少しずつ保有量を増やす方針です。
一括で大きく買うのではなく、価格を見ながらスポット購入で慎重に増やしていきます。
⑤ スポット買いはルールに従う

今後、大きな下落局面があればスポット買いを検討します。
ただし、感覚で買うのではなく、あくまでルールに従います。
私の基本方針は、下落時に焦って売るのではなく、事前に決めたルールに沿って買い増すことです。
相場が上がっている時は、無理に追いかけない。
相場が下がった時は、怖くてもルールに従って動く。
この形を維持していきたいと思います。
05|月次利回りの推移と総括
2026年4月は、これまでの運用の中でも非常に大きなプラスとなりました。
総資産は、4,845,535円
前月比では、+604,358円
月次では、+14.93%
となりました。4月の実際の投資額は、80,139円
でした。
これは、FANG+を中心とした保有資産の上昇が大きかったことを示しています。
また、4月は単純に楽観できる月ではありませんでした。
- 日経平均6万円
- 円安
- 原油高
- 地政学リスク
- インフレ再燃リスク
- プライベートクレジット問題
- FANG+への集中リスク
こうした要素を考えると、相場の強さの裏には、まだ不安定な要素が多く残っています。
だからこそ、今後の方針は明確です。
好調な時こそ、ポートフォリオを整える。
これが2026年5月以降の基本方針です。
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