今回は、月次の資産報告の番外編として、インド株式について整理していきます。
私のポートフォリオでは、インド投資信託にも毎月積立を行っています。
ただし、現時点でインド株は決して順調とは言えません。
むしろ、私が積み立てている資産の中では、唯一含み損を抱えている資産になっています。
米国株、日本株、AI関連株が大きく上昇している一方で、インド株は相対的に軟調な推移が続いています。
それでも私は、インド株への積立を継続するつもりです。
理由は、インド株を2〜3年で結果を求める資産ではなく、5年、10年、15年という長期で育てていく資産として見ているからです。
01|インド株はなぜ伸び悩んでいるのか

まず、現在のインド株がなぜ伸び悩んでいるのかを整理します。
インドは長期的な成長期待が大きい国です。
人口増加、若い労働力、内需拡大、ITサービス産業、インフラ投資など、魅力的な要素は多くあります。
それにもかかわらず、直近では米国株や日本株と比べて出遅れています。
その理由は、大きく分けると次の3つだと考えています。
- 関税や貿易摩擦の影響
- AIブームの恩恵を受けにくい産業構造
- 原油高・通貨安によるエネルギー輸入コストの増加
それぞれ見ていきます。
逆風① 関税や貿易摩擦の影響
1つ目の逆風は、関税や貿易摩擦の影響です。
トランプ政権発足後、世界の貿易環境は以前よりも不安定になっています。
関税政策や保護主義的な動きが強まると、新興国株式には資金が入りにくくなります。
インドは巨大な内需を持つ国ですが、それでも世界経済や貿易環境の影響を受けないわけではありません。
特に、海外投資家から見ると、米国金利が高く、ドルが強く、関税リスクが意識される局面では、わざわざ新興国株に資金を入れる必要性が下がります。
そのため、インドの長期成長ストーリーは残っていても、短期的には資金が入りにくい状況になっていると感じます。
逆風② AIブームの恩恵を受けにくい
2つ目の逆風は、AIブームの恩恵を受けにくいことです。
2026年の株式市場では、AI関連株が大きなテーマになっています。
特に強いのは、AIを支えるインフラ側の企業です。
具体的には、
- 半導体
- メモリー
- データセンター
- 電力インフラ
- 通信ケーブル
- 半導体製造装置
といった分野です。
アジア圏で見ても、
台湾にはTSMCがあります。
韓国にはSKハイニックスがあります。
日本にも、フジクラのようにAIインフラ需要の恩恵を受けやすい企業があります。
一方で、インド株式市場には、現在のAI相場の中心となっている巨大半導体企業やメモリー企業が多くありません。
インドはITサービス大国です。
ソフトウェア開発やシステム運用、BPO、エンジニア人材などには強みがあります。
しかし、今のAI相場で最も買われているのは、AIを「使う企業」よりも、AIインフラを「売る企業」です。
つまり、GPU、HBM、データセンター、電力設備、製造装置などを供給する側に資金が向かっています。
この点で、インド株はAIブームの中心から少し外れているように感じます。
一方で、AI相場の中心にいるFANG+については、インド株とはまったく違う値動きになっています。
FANG+がなぜ出遅れたのか、そしてそれでも長期で保有を続ける理由については、こちらの記事で詳しく整理しています。
ハイパースケーラー投資の恩恵を受けにくいインド
今のAI相場では、ハイパースケーラーによる巨額投資が重要なテーマになっています。
ハイパースケーラーとは、Amazon、Microsoft、Google、Metaのように、巨大なクラウドやデータセンターを運営する企業のことです。
これらの企業は、AI開発やクラウド需要に対応するために、GPU、メモリー、サーバー、データセンター、電力設備などへ巨額の投資を続けています。
この投資の恩恵を直接受けているのは、半導体、メモリー、製造装置、電線、電力インフラなどの企業です。
しかし、インド株式市場には、この投資サイクルのど真ん中にいる企業が多いわけではありません。
そのため、世界的にAI関連株が盛り上がっていても、インド株にはその恩恵が届きにくい状況になっています。
これは、インド株が出遅れている大きな理由の一つだと思います。
逆風③ 原油高と通貨安
3つ目の逆風は、原油高と通貨安です。
インドはエネルギー輸入国です。
そのため、原油価格が上がると、経済全体にとって負担になります。
イラン情勢など中東リスクが高まると、原油価格は上昇しやすくなります。
原油高はインドにとって、
- 輸入コストの増加
- インフレ圧力
- 経常収支の悪化
- 通貨安圧力
につながります。
実際、Reutersの報道では、インド・ルピーは2026年に対ドルで5.4%下落しており、海外投資家によるインド株からの資金流出も290億ドル超に達しているとされています。
また、原油価格が下がった局面ではインド株が反発しやすく、IT株も買い戻されるなど、インド市場が原油価格や外部環境にかなり影響を受けていることが分かります。
つまり、インド株は長期的な成長期待がある一方で、短期的には原油価格、為替、海外投資家の資金フローに大きく左右される資産だと言えます。
02|ただし、AIバブル崩壊時のダメージは相対的に小さいかもしれない
ここまで見ると、インド株には逆風が多いように見えます。
実際、短期的には厳しい環境が続いています。
しかし、これは逆張り的に見ると、インド株の強みにもなります。
現在の米国株や日本株は、AI関連への依存度がかなり高まっています。
指数全体が上昇しているように見えても、その中身を見ると、AI関連銘柄が大きく押し上げている部分があります。
もしAI相場が崩れた場合、米国株や日本株の一部は大きな調整を受ける可能性があります。
一方で、インド株は現時点でAIインフラ相場の恩恵を大きく受けていません。
つまり、上昇局面では出遅れている一方で、AIバブルが弾けた時のダメージも相対的に小さくなる可能性があります。
これはポートフォリオ全体で見ると、重要な分散効果です。
インド株は、今のAI相場の主役ではありません。
しかし、だからこそ米国ハイテク株や日本のAI関連株とは違う値動きをする資産として、一定の意味があると考えています。
03|バリュエーションは以前より落ち着いてきた

インド株については、一時期かなりブームになっていました。
人口増加、経済成長、脱中国、サプライチェーン分散などのテーマから、多くの投資家がインド株に注目していました。
その結果、以前はバリュエーションの高さが気になる場面もありました。
しかし、最近は株価が軟調に推移したことで、以前よりは買いやすい水準になってきていると感じます。
Nifty 50のPERは、2026年6月時点で20倍台前半まで低下しています。
たとえば、Nifty 50のPERを確認できるデータでは、2026年7月9日時点で20.9倍、とされており、以前のような過熱感はやや落ち着いてきたと感じます。
参考:Nifty PE Ratio「Nifty 50 PE Ratio」
もちろん、PER20倍前後でも、インド株が激安というわけではありません。
新興国としてはまだ高めに見えるかもしれません。
しかし、インドの長期成長力を考えると、以前のような過熱感は少し落ち着いてきたと感じます。
短期的に人気がない時期に積み立てることは、心理的には簡単ではありません。
含み損が出ている資産に追加投資をするのは不安になります。
しかし、長期投資では、人気がない時期に積み立てた分が、後から大きなリターンにつながることもあります。
今のインド株は、まさにそのような時期なのかもしれません。
04|World Bankもインドの成長力を評価している
インドの長期的な成長期待は、まだ大きいと考えています。
ワールドバンクは2026年4月の経済アップデートで、インドの成長率をFY27に6.6%と予測しています。
中東情勢によるエネルギー価格上昇や供給網の混乱が重しになる一方、それでもインドは世界で最も速く成長する主要経済の一つであり続けるとしています。
参考:World Bank「India Remains Among the Fastest-Growing Economies」
また、World Bankの国別ページでも、インドは厳しい世界環境の中でFY24-25に6.5%成長し、最も成長が速い主要経済であり続けたと説明されています。
もちろん、成長率が高いからといって、株価が必ず上がるわけではありません。
高成長がすでに株価に織り込まれていれば、リターンは限定的になる可能性もあります。
それでも、5年、10年、15年という長期で見るなら、経済そのものが拡大し続ける国に投資する意味は大きいと思います。
インドには、
- 人口の多さ
- 若い労働力
- 内需拡大
- サービス産業の強さ
- インフラ投資
- デジタル化の進展
といった長期成長の土台があります。
短期的には逆風が多くても、長期の投資対象としては引き続き魅力があると考えています。
05|インドの中立的な国家運営
インドの強みとして、国家運営のバランス感覚もあります。
現在の世界は、米国、中国、ロシア、中東など、地政学的な対立が複雑になっています。
その中でインドは、どこか一つの陣営に完全に依存するというよりも、比較的中立的な立ち位置を取りながら、自国の利益を最大化しようとしています。
これは時に批判されることもありますが、投資先として見ると、一つの強みでもあります。
世界が分断されるほど、どちらか一方に寄りすぎない国の価値は高まる可能性があります。
インドは米国とも関係を深めながら、中国とも競争し、ロシアや中東とも一定の関係を維持しています。
このような立ち位置は、今後の国際秩序の中で、インドの交渉力を高める可能性があります。
06|サプライチェーン分散の受け皿になる可能性
もう一つ重要なのが、サプライチェーンの分散です。
これまで世界の製造業は、中国に大きく依存してきました。
しかし、米中対立、関税リスク、地政学リスク、台湾有事リスクなどを考えると、企業は中国一極集中を見直していく可能性があります。
その受け皿の一つとして、インドは有力な候補です。
もちろん、インドにも課題はあります。
インフラ、規制、労働市場、物流、行政手続きなど、簡単に中国の代替になるわけではありません。
それでも、巨大な人口と内需を持ち、地政学的にも重要な位置にあるインドは、長期的には製造業やサプライチェーンの分散先として存在感を高める可能性があります。
これは、すぐに株価へ反映されるテーマではないかもしれません。
しかし、5年、10年単位で見れば、かなり重要な投資テーマになると考えています。
07|AIを「作る国」ではなく、AIを「使い倒す国」になる可能性
インドは、現時点ではAI半導体やメモリーの中心地ではありません。
そのため、現在のAIインフラ相場では、台湾、韓国、日本、米国の一部企業に比べると見劣りします。
しかし、AIが広く一般に普及した場合、インドは別の形で成長する可能性があります。
それは、AIを「使い倒す国」になる可能性です。
インドはITサービス大国です。
ソフトウェア開発、システム運用、業務委託、エンジニア人材などに強みがあります。
AIがより安価に、より実用的に使えるようになれば、インドのITサービス企業や開発拠点は、AIを活用して生産性を大きく高める可能性があります。
今は、AIを作る側、AIインフラを売る側が株式市場の主役です。
しかし、将来的にAIがコモディティ化し、多くの企業が当たり前に使う時代になれば、AIを効率よく活用する企業や国にも恩恵が広がるはずです。
その時、IT人材が豊富なインドは、大きく飛躍する可能性があります。
つまり、インドは今のAI相場では出遅れているかもしれません。
しかし、AIの普及フェーズでは、むしろ強みを発揮する可能性があると考えています。
08|私のインド株への投資スタンス

ここまで整理してきた通り、インド株には短期的な逆風があります。
- 関税リスク
- AIブームからの出遅れ
- 原油高
- 通貨安
- 海外投資家の資金流出
こうした要因を見ると、短期的にインド株が一気に上昇するとは限りません。
むしろ、しばらくは我慢の時間が続く可能性もあります。
しかし、私はインド株への積立を継続するつもりです。
理由はシンプルで、インド株に期待している時間軸が短期ではないからです。
私が見ているのは、2〜3年ではありません。
5年、10年、15年という長期です。
インドは、人口、内需、ITサービス、サプライチェーン分散、国家運営のバランス、AI活用余地など、長期的な成長要素を多く持っています。
その一方で、現在はAI相場の中心から外れており、株価も相対的に出遅れています。
これは見方を変えれば、長期投資家にとっては積立しやすい期間とも言えます。
もちろん、インド株だけに集中するつもりはありません。
インド株はあくまでポートフォリオの一部です。
私の基本方針は、
- 米国株をコアにする
- FANG+で成長を取りにいく
- GOLDで守りを入れる
- 日本株やインド株で地域分散する
という形です。
その中で、インド株は長期の成長枠として保有していきたいと考えています。
インド株は、私のポートフォリオの中ではあくまで長期の成長枠・地域分散の一部として保有しています。
09|インド関連投資信託の特徴と、私が保有しているファンドについて
ここまで、インド株そのものの投資環境を整理してきました。
では、実際にインド株へ投資する場合、どの投資信託を選べばよいのでしょうか。
今回比較したのは、以下の4本です。
| ファンド名 | 運用タイプ | 主な特徴 |
|---|---|---|
| iFreeNEXT インド株インデックス | インデックス | 私が現在保有しているファンド。Nifty50に連動 |
| 楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド | インデックス | 低コストでNifty50に投資できる候補 |
| SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド | インデックス | SENSEXに連動。インド代表30銘柄中心 |
| iTrustインド株式 | アクティブ | 銘柄選択による上乗せを狙うファンド |
この中で、私が現在保有しているのは、iFreeNEXT インド株インデックスです。
iFreeNEXT インド株インデックスは、インドの代表的な株価指数であるNifty50指数への連動を目指すインデックスファンドです。
Nifty50は、インドを代表する大型株で構成される指数です。
そのため、インド経済全体に丸ごと投資するというよりは、インドを代表する大企業にまとめて投資するイメージに近いです。
私がこのファンドを選んだ理由は、投資を始めた当時、主要なインド株インデックスに投資できる選択肢が今ほど多くなかったからです。
当時は、インド株にインデックスで投資するなら、iFreeNEXTがかなり有力な選択肢でした。
そのため、現在もそのまま積立を続けています。
ただし、現在は状況が変わっています。
今では、より低コストでインド株に投資できるファンドも増えてきました。
そのため、今から新しくインド株投資を始めるなら、より低コストなファンドを選ぶ可能性もあります。
各ファンドの特徴
iFreeNEXT インド株インデックス
iFreeNEXT インド株インデックスは、私が現在保有しているファンドです。
主な特徴は以下の通りです。
- Nifty50指数への連動を目指すインデックスファンド
- インドの代表的な大型株に投資できる
- インド株インデックスファンドとして運用実績がある
- 商品内容が分かりやすい
- 後発の低コストファンドと比べると、コスト面では見直し余地がある
私が投資を始めた当時は、インド株インデックスファンドの選択肢が限られていました。
そのため、iFreeNEXTを選んだこと自体は、その時点では合理的な判断だったと思っています。
ただし、今後も何も考えずに積立を続けるのではなく、低コストファンドとの比較は必要だと感じています。
楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド
楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンドも、Nifty50指数への連動を目指すインデックスファンドです。
主な特徴は以下の通りです。
- Nifty50指数に連動
- iFreeNEXTと投資対象が近い
- 低コストでインド大型株に投資できる
- 長期積立の候補にしやすい
- iFreeNEXTから新規積立先を見直す場合、比較しやすい
iFreeNEXTと同じくNifty50に連動するため、投資対象はかなり近いです。
そのため、今後の新規積立先を見直す場合、最も比較しやすい候補の一つだと思います。
ただし、Nifty50は大型株中心の指数です。
そのため、インドの中小型株や、より広い産業構造まで丸ごと取り込めるわけではありません。
インド経済全体というより、インドを代表する大企業に投資する商品だと考えています。
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドは、BSE SENSEX指数への連動を目指すタイプです。
主な特徴は以下の通りです。
- BSE SENSEX指数への連動を目指す
- インド代表30銘柄中心
- Nifty50よりも銘柄数が少ない
- 低コストでインドの大型優良株に投資できる
- より集中度の高いインド大型株投資というイメージ
Nifty50が50銘柄で構成されるのに対し、SENSEXはインドを代表する30銘柄で構成される指数です。
つまり、SBI・iシェアーズは、より銘柄数を絞ったインド大型株投資というイメージです。
より分散を重視するならNifty50型。
より代表的な大型株に絞るならSENSEX型。
このように考えると分かりやすいです。
iTrustインド株式
iTrustインド株式は、インデックスファンドではなくアクティブファンドです。
主な特徴は以下の通りです。
- アクティブ運用のインド株ファンド
- 指数にそのまま連動するわけではない
- 運用会社が銘柄を選別する
- インデックスを上回る可能性がある
- 一方で、コストはインデックスファンドより高くなりやすい
- 長期で勝ち続ける保証はない
今回比較した2026年上半期の基準価額データでは、iTrustインド株式が4本の中で最も下落率が小さく、相対的に健闘していました。
これは、アクティブ運用がうまく機能した可能性があります。
特にインド株のように、企業ごとの成長力やセクター差が大きい市場では、アクティブ運用が一定の価値を持つ可能性があります。
ただし、今回の半年間で良かったからといって、今後もずっとインデックスを上回り続けるとは限りません。
そのため、iTrustインド株式は、インド株投資のメインというよりも、インデックスファンドに一部組み合わせる候補として見るのが現実的だと思います。
4本の特徴を整理すると

私自身は、インド株投資の中心は低コストインデックスでよいと思っています。
私の今後の方針
では、私は今後どうするのか。
現時点では、すでに保有しているiFreeNEXT インド株インデックスをすぐに全額売却するつもりはありません。
理由は、以下の通りです。
- iFreeNEXTも楽天Nifty50も、基本的にはインド大型株への投資である
- 売却して乗り換えても、インド株への投資方針そのものは大きく変わらない
- 現在は含み損の状態であり、焦って売却する必要はない
- iFreeNEXTにも運用実績や分かりやすさというメリットがある
- ただし、長期では低コストファンドの方が有利になる可能性がある
そのため、私の方針としては次のように考えています。
- 既存分は、iFreeNEXT インド株インデックスをそのまま保有
- 新規積立分は、楽天・インド株Nifty50やSBI・iシェアーズなどの低コストファンドも検討
- iTrustインド株式は、アクティブ運用の成績が今後も継続するか確認
- インド株への投資方針そのものは変えない
- ただし、投資する商品は時代に合わせて見直す
投資を始めた当時、iFreeNEXTを選んだことが間違っていたとは思っていません。
その時点では、その時点で選べる中で合理的な選択をしたと思っています。
ただ、投資信託は年々新しい商品が出てきます。
より低コストで使いやすい商品が出てきたのであれば、過去の選択にこだわりすぎず、必要に応じて見直していくことも大切だと感じています。
インド株への投資方針は変えない。
でも、投資する商品は時代に合わせて見直す。
これが、現時点での私のインド株投資に対する考え方です。
なお、インド株だけでなく、毎月の資産配分や運用結果については、月次の資産運用報告でも詳しくまとめています。
実際のポートフォリオ全体の推移や、FANG+、S&P500、GOLD、日本株などとのバランスも確認したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
10|まとめ|インド株は今すぐ結果を求める資産ではない

インド株は、現時点では決して強い資産ではありません。
私の積立投資の中でも、唯一含み損を抱えている資産です。
米国株や日本株、AI関連株が上昇している中で、インド株は相対的に出遅れています。
その理由は、
関税や貿易摩擦の影響
AIインフラ相場の恩恵を受けにくいこと
原油高や通貨安の影響
などです。
しかし、短期的に弱いからといって、長期的な魅力がなくなったわけではありません。
むしろ、AI相場の中心から外れているからこそ、米国株や日本株とは違う値動きをする分散先になります。
また、インドはワールドバンクからも世界で最も速く成長する主要経済の一つと見られており、長期的な成長期待は残っています。
インド株は、今すぐ結果を求める資産ではありません。
5年、10年、15年という時間軸で、じっくり育てていく資産だと考えています。
短期的には我慢の時間が続くかもしれません。
しかし、だからこそ今は、長期投資家にとって絶好の積立期間なのかもしれません。
私は今後も、インド株式への積立を淡々と続けていくつもりです。
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👉 2025年6月の投資成績と戦略
👉 2026年4月の投資成績と戦略
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