はじめに|2026年のスタートにあたり
2026年が始まりました。
2025年は、個人投資家にとって決して楽な一年ではなかったと思います。
年初からの下落、金利政策の転換点、為替の不安定さ、地政学リスク──。
それでも私は、
「売らない・慌てない・分散する」
この基本を守りながら、淡々と投資を続けてきました。
この記事では、
- 2025年12月時点の資産状況
- 1年間の投資推移と実際の成果
- 投資信託・金・通貨の詳細分析
- 2026年に向けた戦略の見直し
を、数字と考察の両面からまとめています。
1.2025年12月末時点の資産状況
● 総資産と今月の結果
- 評価額合計:4,109,549円
- 12月入金額:112,856円
- 運用損益(評価益):1,980,469円
- 12月単月の運用利回り:+0.20%
12月は全体としてほぼ横ばい。
大きく増えたわけでも、崩れたわけでもなく、
「利益を維持して年を越した」という印象です。
2.12月末のポートフォリオ(FANG+・全世界株式を除く)

※以下は、FANG+・全世界株式を除いた内訳です。
- 投資信託(S&P500):1,072,586円
- 投資信託(日経平均):113,115円
- 投資信託(新興国株式):112,812円
- 投資信託(先進国株式):248,715円
- 投資信託(インド株式):398,789円
- GLDM(金ETF):147,308円
合計:2,093,325円
全体として見ると、
- 米国株式が依然として大きな比率
- インド・新興国・日本株・金で分散
- 特定地域・通貨に偏りすぎない構成
になっています。
3.12月の投資成績(前月比)

12月は以下のような動きでした。
- 先進国株式・新興国株式・全世界株式が堅調
- 金(GLDM)もプラス
- FANG+のみやや大きめの下落
指数全体が大きく動いた月ではなく、
「米国以外が相対的に強い月」だったと言えそうです。
4.12月の主な出来事とマーケットへの影響
● 日銀の利上げ・FRBの利下げ

理屈上は、
- 日銀利上げ → 円高要因
- FRB利下げ → ドル安要因
となり、金利差縮小=円高ドル安に向かいやすい構図です。
しかし実際には、
- 市場が事前に織り込んでいた
- 日本の実質金利は依然として低い
- 為替は「金利差だけ」で動かない
といった理由から、為替は大きくは動きませんでした。
● 株式市場はすでに織り込み済み?
今回の金融政策は、
「サプライズではなかった」
という点が大きかったように思います。
その結果、
- 株式市場は冷静
- 為替も方向感に欠ける
- 個別指数で差が出る
5.FANG+の投資推移と戦略

● 2025年のFANG+投資状況
- 毎月25,000円(4月のみ125,000円)
- 累積投資額:1,100,006円
- 評価額:1,661,174円
- 含み益:約+51%
10月・11月と比べると12月は下落していますが、
年間を通して見れば十分すぎるリターンです。
● なぜFANG+だけ下げたのか?
主な理由は以下だと考えています。
- 少数銘柄への集中
- グロース株中心のため調整に弱い
- 金利・実質金利の影響
- 将来価値を織り込む銘柄ほど割引率に敏感
- AI投資の短期コスト
- CAPEX増加による利益率懸念
- 銘柄入れ替え直後の値動き
- 期待先行 → 調整、はよくある流れ
S&P500が上がっているのにFANG+が下がるのは、
指数の性格の違いがそのまま表れた結果だと思います。


6.2025年の振り返り
● 年間入金額
2025年入金合計:1,214,833円
- 通常月:85,000円前後
- 最大入金:4月 193,912円(下落局面)
● 実際に増えたお金(入金控除後)
- 年初評価額(Jan-25):2,274,893円
- 年末評価額(Dec-25):4,109,549円
4,109,549 − 2,274,893 − 1,214,833 = +619,823円
👉 2025年に実際に増えたお金:約62万円
金額ベースの実質リターンは約+19%前後となりました。
7.2025年は「3つの相場フェーズ」だった

① 1〜4月:下落フェーズ(耐える)
- 1月:-1.90%
- 2月:-5.78%
- 3月:-4.72%
- 4月:-3.85%
👉 この4か月をどう耐えるかが最大の分かれ道。
私は4月に大きく入金しました。
ここが、2025年の結果を左右したポイントだったと思います。
② 5〜10月:回復・上昇フェーズ(取り返す)
- 5月:+10.28%
- 6月:+4.45%
- 7月:+4.68%
- 8月:+0.86%
- 9月:+4.96%
- 10月:+8.14%
👉 下落局面で積んだ分が、一気に効いてきた期間。
特に5月と10月は、はっきりとしたブースターでした。
③ 11〜12月:横ばいフェーズ(守る)
- 11月:-0.25%
- 12月:+0.20%
👉 勢いは落ちましたが、大崩れせず着地。
8.投資信託・金の年間リターンランキング(値動きベース)

※月次利益率を12か月複利で連結(時間加重リターン)
| 順位 | 資産 | 年間リターン(推定) | 評価 |
|---|---|---|---|
| 1 | FANG+ | 約+29〜31% | 高リスク高リターン |
| 2 | 日経平均 | 約+26〜28% | 秋の急伸 |
| 3 | 金(GLDM) | 約+22〜24% | 株に匹敵 |
| 4 | 全世界株式 | 約+21.5% | 基準点として優秀 |
| 5 | S&P500 | 約+20〜22% | 安定 |
| 6 | インド株式 | 約+18〜20% | 後半巻き返し |
| 7 | 先進国株式 | 約+14〜16% | 地味だが堅実 |
| 8 | 新興国株式 | 約+11〜13% | 相対的に弱め |
9.リスク面の分析(下落耐性)
● 最大ドローダウン(推定)
- 1位:金(GLDM) -1.7%
- 2位:先進国株式 -3.9%
- 3位:インド株式 -7.3%
- …
- 最下位:S&P500 -19.1%
👉 金と先進国株式がクッションとして非常に優秀
10.通貨エクスポージャーの整理

円安・円高の影響を受けやすい順
- FANG+
- S&P500
- 全世界株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- インド株式
- 日経平均
- 金(GLDM)
今後、ドル安局面に入る可能性を考えると、米国以外・金を持つ意味はますます大きくなると思います。
11.2026年に向けての戦略
● 基本方針
- 米国を0にはしない(AI成長を逃さない)
- ただし米国比率は徐々に低下
- 日本株・先進国株式を増やす
- 金を「通貨リスク対策」として保有
- 超長期視点でインド・新興国
● 積立額の変更(2025 → 2026)

- FANG+:25,000 → 25,000
- S&P500:23,000 → 15,000
- 日経平均:2,000 → 15,000
- 先進国株式:8,000 → 12,000
- 全世界株式:10,000 → 10,000
- インド:15,000 → 10,000
- 新興国:2,000 → 8,000
合計:85,000円 → 95,000円
まとめ
2025年は、派手さはなくとも
「耐えて、積んで、取り返した」一年でした。
短期の値動きに一喜一憂せず、
分散と時間を味方につけることの重要性を、
改めて実感しています。
2026年も、未来は誰にもわかりません。
だからこそ私は、
- 分散する
- 焦らない
- ルールを守る
この3つを軸に、淡々と資産形成を続けていきます。
また1年後、この記事を振り返れるように。
■ 毎月の投資レポートも公開しています
当ブログでは、実際の投資結果にもとづくリアルな運用レポートを毎月更新しています。
-
投資信託・株式・ゴールドなど各資産のリターン
-
スポット買い(5%ルール)の実践データ
-
翌月に向けた投資戦略と市場環境の考察
など、初心者〜中級者の方が参考にしやすい“等身大の資産形成記録”を発信中です。
資産形成のヒントを得たい方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
👉 2025年11月の投資成績と戦略
👉 2025年10月の投資成績と戦略
👉 2025年9月の投資成績と戦略
👉 2025年8月の投資成績と戦略
👉 2025年7月の投資成績と戦略
当ブログのスタンスと免責事項
本記事は、最新の経済動向や各種データをもとにした一個人による考察であり、特定の投資商品・売買行動を推奨するものではありません。
投資にはリスクが伴います。最終的な判断はご自身の責任にてお願いいたします。
免責事項についてはこちらをご覧ください → [免責事項]




コメント