債券投資は守りに手段として重要な選択肢です。
でも──27歳・200万円程度の投資額の私は、今は買いません。
株式で資産を増やす「攻め」のフェーズにあるからです。
株価が不安定だと「守り」にも目が行きますよね。
債券は、満期まで持てば元本が返ってくる安心感があります。
さらに最近では、「米国金利は高水準」で推移しています。債券の買い時に注目が集まっているのではないでしょうか。
そこで今回は債券投資の基本的なこと、私の債券に対する向き合い方を解説していきます。
債券のキホン

▷ 債券って何?
債券は、国や企業にお金を貸して、利息をもらい、満期に元本が戻る“借用証書”のようなもの。
価格は金利と逆の動きをします。(=シーソー関係)。
満期と償還と途中売却
債券にはあらかじめ「満期日」が決まっており、
その日に元本が返ってくる(=償還)のが基本ルールです。
途中で売ることもできますが、そのときの価格は市場次第。得することも損することもありえます。
信用リスクが低い国債などなら、「満期まで保有=元本回収確度が高い」と考えてOKです。
▷ 債券の種類と購入方法
債券投資には2つの購入方法があります。
ざっくり分けると 「1本ずつ買う」or「まとめて買う」です。
- 生債券(国債・社債):1本ずつ買う。満期固定だが、まとまった資金が必要。
- ETF(例:AGG、BND):株のようにリアルタイム売買可能。手数料も低め。
- 投資信託(例:eMAXIS Slim先進国債券):少額投資&自動積立に便利。
補足ポイント:
ETFは株と同じように売買できて透明性も高い一方、
投資信託は少額で始められて自動積立にも向いています。
「どちらが良い」というより、自分のスタイルに合わせて選ぶ感じです。
債券のメリット・リスク

▷ メリット
- 値動きが株より穏やか
- 利息収入が安定的
- 満期まで保有すれば元本が戻る可能性が高い
▷ リスク
- 金利上昇時の価格下落
- 為替リスク(外貨建ての場合)
- 信用リスク(発行体の破綻リスク)
→ 企業債や新興国債などは、発行体が破綻すると元本が戻らないことも
→ 格付けがBBB未満のものは「投機的(ハイイールド債)」と見なされます
補足説明:
・インフレにより実質利回りが目減りする可能性も
・長期債は金利変動の影響を大きく受ける(デュレーションの長さに注意)
探偵パンダの結論(Position & Action)

結論から言うと、今の私は債券を買いません。
なぜなら――
- 27歳・資産形成の途中段階で、投資額は200万円前後ほど(詳しくはこちら)
- 株価が30%下落しても、最大損失は60万円。生活には問題なし
- 株式の長期リターンの方が、債券利回りより期待値が高い
- 現金もある程度保有しており、防御力は確保済み
将来的にはもちろん、債券も活用するつもりです。
たとえば──
30代後半〜40代/資産1,000万円超えを目安に債券ETFを導入予定
株式とのバランスをとり、ボラティリティを抑える目的
私は今、債券ではなく株式を選びます。
まとめ
債券は“守りの資産”として、知っておく価値があります。
でも今の私は、成長を優先したいフェーズ。
あえて買わずに「知識の備え」をしておく──それが、私の結論です。
※当ブログの内容は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。
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